積読が山脈でござる🍀

拙者、四児母オタク主婦。積読本記録と妄想感想文でござる。育児や教育の本が多いです。

『いちばん得する中学受験』辻義夫、西村則康著(2018年初版)

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「宿題は親が取捨選択してあげるのが基本」と覚えておくと良いと思います。

 

要約

本書における「得する中学受験」とは「お子さんが1番頑張れる方法で、無理なく中学受験を終えられる」ことです。

小さなお子さんの能力やモチベーションそして家計との折り合いまで言及しています。


第1章は中学受験は良い選択なのかどうか考察しています。

小学生にあんなに難しい勉強させるのはかわいそう、貴重な時間を塾通いで無駄にはしないのか、圧倒的にお金がかかる、意欲がないのに勉強させるのか、等。


第二章は中学受験の今について。

中学受験は30年前とは様変わりしていること、塾なしで乗り切るのは本当に難しいこと、受験に合格することが本当の目的ではないこと。


第3章は、1番得する宿選びとして、各家庭にフィットする宿を選ぶ方法が書かれています。

集団塾はどうなのか、地元の個人塾との違いは、どこに通うのが結局安く上がるのか。


第4章は1番得する勉強法として家庭学習のコツ。

 

第5章は1番得する学校選びとして、現在の受験が必要な私立高公立校の情報とその子供にフィットした選び方が。

 

第6章は塾に通い始めるとされる小学3年生までに家庭でしたいことが書かれています。

 

作者人物像

辻義夫氏

中学受験専門のプロ個別指導教室SS-1副代表。中学受験情報局「かしこい塾の使い方」主任相談員。

1968年、兵庫県生まれ。1988年から兵庫県を本拠地とする学習塾での指導を開始。1997年から最難関中学合格者は毎年数多く輩出している授業と教材のエッセンスを吸収するため、浜学園の教師となり、「塾の使い方を見つめなおす機会を得る

2000年、生徒1人を徹底的に伸ばす指導を行う中学受験専門のプロ個別指導教室SS版設立に尽力し、開設当初から大阪谷町教室にて最難関中学受験生の指導を担当。2012年より活動拠点を東京に移し、様々なメディアで情報を発信している。

著作

「中学受験 見るだけでわかる理科の壺」

「頭が良くなる田吹謎解き田吹理科ドリル」

「楽しく覚えて頭に残る 謎解き 理科用語」

「中学受験スラスラ解ける魔法技 理科・計算問題」

 


西村則康

35年以上、難関中学・中学受験指導一筋のカリスマ家庭教師。日本初の「塾ソムリエ」としても活躍中。これまで改正中、麻布中、武蔵中、桜蔭中、女子学院中、双葉中、灘中、洛南高校附属中、東大寺学園中などの最難関校に2500人以上を合格させてきた実績を持つ。

テレビや教育雑誌、新聞でも積極的に情報発信を行っており、保護者の悩みに誠実に回答する姿勢から熱い支持を集めている。また、中学受験情報局「かしこい塾の使い方」は 16万人以上のお母さんが参考にしている。

著書

「中学受験は親が9割」

「中学受験偏差値20アップを目指す逆転合格術」

 

 

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ひと言

中学受験は子供にとって良い選択なのかウダウダ悩んでいた時に買った本の1冊です。

当時本屋に行って本を選ぶ時間がなかったので、アマゾンのレビューが多いものから順に買って読んでいました。

このコロナ禍の中で中学受験がどのように変化していくかはまだわかりませんが、まずは健康と安全です。

どうぞ皆さまご自愛くださいませ。