『読んでいない本について堂々と語る方法』を読まないで語ってみる(ピエール・バイヤール著。原書初版2007年)
なんてずるくて魅惑的なタイトル!
素敵すぎます、もうぜったい熟読する(笑)
ということで、まずは『読んでいない本について堂々と語る方法』を読まないで語ってみようと思います。
以下妄想です(о´∀`о)
読んだ内容のほぼ全ては2週間後には忘れてしまう。
エビングハウスの忘却曲線を見れば早期反復によって復旧は安易である。
だが初回の読書でさえ読みにくいのである、いわんや2回目をや。
さらに脳には長期記憶と短期記憶がある。
短期記憶をつかさどる門番「海馬」の許しを得なければ、
長期記憶の座「前頭葉」へたどり着くことあたわず。
どんなに素晴らしい論説もアイディアも、それらを得るのに費やした時間すら露と消える。
2週間後には、悲しいかな、読んだ意味はほぼ失われているのだ。
読んでも読まなくても、結果はまったく同じなのである。
だったら想像で語ることに何の非があるのだろう。
表紙や裏表紙の要約、帯、表紙デザインから自由に内容を想像し、論理を構築し、自分で内容を精緻に構成する‥‥
そう。あえて言おう、でっち上げるべきであると!
それこそが自分の脳の活動を活発にさせ、結果として本を読むよりも遥かに自分のテクニックやイマジネーションを向上させるトレーニング効果がある。
他人の頭を借りて最もらしくオウム返しするなど、何の意味があるのだろうか。
表紙を見てただでっち上げればいいのだ。
自己を発掘せよ!
本は読まなくても良いのだ!
‥‥って感じでどうでしょうか?
できる限り無茶苦茶言ってみました。楽しい。
なんて遊び心あふれるテーマでしょう、読む前からもう大好きです。
ところで今週のお題「読書感想文」ですね。
毎回それしか書いてないでござるよ(笑)