積読が山脈でござる🍀

拙者、四児母オタク主婦。積読本記録と妄想感想文でござる。育児や教育の本が多いです。

『小学校英語のジレンマ』寺沢拓敬著(2020年初版)

f:id:keephappy:20200825125603j:image

複雑な問題をはらんでいる小学校英語をめぐる今後の選択肢

  1. 専科教員(英語が専門)が教える
  2. 学級担任が教える
  3. 必修をやめる
  4. 全廃

全廃?!?!

小学校英語を無くす?!

とても気になって購入。

2020年4月から小学校で教科としての英語が始まる。

「日本人の英語力向上の切り札」との期待と、「国語に悪い影響」「英語嫌いが増える」などの根強い反対を得て生まれた「小学校英語」のゆくえは? 効果は? 導入までの経緯を検証しつつ、教員の負担やグローバル化への対応など未解決の論点を網羅する画期的な一1冊。

目次

はじめに

序章

第Ⅰ部 小学校英語、これまでの道のり

第1章【第Ⅰ期】小学校英語前史

第2章【第Ⅱ期】「実験」の時代

第3章【第Ⅲ期】模索の時代ー多様性とカオスの小学校英語

第4章【第Ⅳ期】「外国語活動」の誕生日

第5章【第Ⅴ期】教育化・早期化に向けて

 

第Ⅱ部 小学校英語の展望

第6章 現在までの改革の批判的検討

第7章 どんな効果があったのか

第8章 グローバル化小学校英語

第9章 教員の負担とさまざまな制約

おわりに

年表

参考文献

 

f:id:keephappy:20200825173440j:image

ひと言

英語教育の動向、大変気になります。

私自身は中学生から筆記体とともに習いました。

(今は筆記体も習わないそうですね)

2020年現在、私の子供達は小学校にて英語を習い始めています。

今までですら詰め込みだとされてきたのに、プログラミングや英語を増やせば、理解のために使う演習時間が少なくなるのは自明です。

詰め込みはならぬ、ゆとりもならぬ。

子供達の適切教育とはなんなのでしょうか。

読み進めていきたいと思います。

 

ところで少し昔の岩波新書を購入したところ、面白い発見をしました。

昔のカバーはPP加工ですが、今はマットなPP加工になっているのですね。

光沢の違い、写真に写ってますでしょうか?

私自身はマットPP加工の手触りが好きなので嬉しいです。

f:id:keephappy:20200826064002j:image