積読が山脈でござる🍀

拙者、四児母オタク主婦。積読本記録と妄想感想文でござる。育児や教育の本が多いです。

『スマホを捨てたい子どもたち 野生に学ぶ「未知の時代」の生き方』山極寿一著(2020年初版)

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そして、現代人の脳の大きさに見合った集団の人数を示す、この「150」と言う数字は、実に面白い数字であることがわかりました。文化人類学者の間でマジックナンバーと言われているのはそのためです。

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目次

第1章 スマホだけでつながると言う不安 ゴリラ学者が感じる人間社会の変化

第2章 僕はこうしてゴリラになった 生物としての人間を知るために

第3章 言葉は人間に何をもたらしたのか

ゴリラから見た人間社会

第4章 人間らしさって何? 皆で食べ、育て、踊る人間の不思議

第5章 生物としての自覚を取り戻せ AIに支配されないために

第6章 未来の社会の生き方 生活をデザインするユートピア

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著者像

山極寿一(やまぎわ・じゅいち)著

1952年東京都生まれ。霊長類学・人類学者。

2014年から京都大学総長、2017年6月から2千19年6月まで国立大学協会会長、2千17年10月から日本学術会議会長を兼任。

著作に『「サル化」する人間社会』、『京大式おもろい勉強法』、『ゴリラからの警告「人間社会、ここがおかしい」』など。

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マジックナンバー150!

『サピエンス全史』(上43頁)にも出てきて気になっていたのでつい購入。

かーちゃんである私の最近のテーマは「子供に何を教えればいいか」なのですが、そのために「人間とは何か」がとても気になっていて、人類学は興味がある分野の1つです。