積読が山脈でござる🍀

拙者、四児母オタク主婦。積読本記録と妄想感想文でござる。育児や教育の本が多いです。

幼児〜小学校低学年の学習面の本

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おはようございます。

「これでいいのか、本当に大丈夫か」

と育児・教育に迷走していたころに読んだ学習関係の書籍をご紹介致します。

今も五里霧中です。

全体的に少し古く、数年〜十数年前の本になります。

生活面はこちらです。

乳児から小学生の子供の生活についての育児本 - 読書でござる🍀

 

『子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの?』

おおたとしまさ編 2013年初版

著者 荒俣宏内田樹瀬戸内寂聴、坂東真理子、福岡伸一、藤原和弘、茂木健一郎養老孟司

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8名の著名な識者にズバリ「なぜ勉強しなくちゃいけないの?」と聞いてみた本です。

ユニークなことに、同じ内容の文章が「子供用」と「大人用」にそれぞれ難易度を変えて書かれています。

この本とは図書館で出会い、手元に置いておきたくて取り寄せました。

「勉強」という概念に対する思想書としてとてもお気に入りですが、具体的に学習面を強化する方法などはありません。

 

『「親力」で決まる!子供を伸ばすために親にできること』

親野智可等(おやのちから)著

2004年初版

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著者のメールマガジン「親力で決まる子供の将来」に掲載した文章を読みやすく編集し1冊にまとめたものが本書です。

専門家でないので断定はできないが片付けが出来ないのは生まれ持ったもののように思う、早期教育についてはいろいろ考慮したうえで積極的にやるべきだ、など、16年前に書かれたとは思えないほど新しい考え方です。

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当時必死に読んだのか、書き込みがいっぱい…

 

『小学生の学力は「ノート」で伸びる!』

親野智可等(おやのちから)著

2009年初版

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小学校の授業で使うノートを上手に使うことを目的として書かれた本です。

筆者の23年間の教師生活経験が活かされた具体的な方法が魅力的。

ノートの取り方に困っている方はオススメ。

 

『小学生の学力は「教科書」中心学習でグングン伸びる!』

親野智可等(おやのちから)著

2010年初版

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小学校の教科書をより深く勉強することを想定して書かれた本です。

中学受験用ではありませんが、丁寧で分かりやすく好感が持てます。

小学校の先生の授業の参考にもなるかもしれません。

 

『自分からどんどん勉強する子になる方法』

杉渕鐵良著 2015年初版

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作者のイメージしている家庭像が最近のものに近く共感できます。

具体的なメソッドも多く、子供の家庭学習を強化したい方にオススメできます。

 

『男の子を伸ばす母親は、ここが違う!』

松永暢文著 2006年初版

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ターゲットを明確にしてくれているのはありがたいのですが、いささか時代が感じられるタイトルです。

読み返してみたら「オチンチン力(男の子のチョロチョロする能力のこと)」はいいとして「口だけオババ」「東大神話」「社会を守るのはマジメな男たちですが、未来を創るのは、オモロイ男たち」などの言葉のチョイスはあまり好みではないかもしれません。

 

『将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる!』

松永暢文著 2014年初版

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10歳までの読書量をどうやって増やすか。

それは親の読み聞かせである、と言うのがこの本です。

厳選された145冊の本が紹介されていてこちらは好きです。

 

『暗算・算数に遊びながら強くなる びっくりサイコロ学習法』

松永暢文著 (2011年初版)

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サイコロはおもちゃ箱の奥深くに沈んでしまったので見つかりませんでした。

きょうだいでよく遊びました。

 

『小3までに育てたい算数脳』

高濱正伸著 2005年初版

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前半の子供たちの算数の力についてのお話は納得できるところも多いのですが、後半の子供を伸ばす親についての記述があまり好みではありませんでした。

基本的に家庭というものを父親がサラリーマンで母親が専業主婦という一昔前の構図で捉えておられるようです。

父親は母親だけに任せきりにせず…と言うのは賛成ですが、家庭の形は今日もっと色々あるのではないかと引っかかってしまいます。

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以前読んだ時はそうでもなかったのに、今読み直すと違和感に首をひねる本が多かったです。

10年も経つといわゆる一般的な家庭像と言うものも私の考え方もガラッと変わってしまうものなのだなと思いました。

何かのお役に立てましたなら幸いです。