『ユダヤ式「天才」教育のレシピ』
『ユダヤ式「天才」教育のレシピ』
アンドリュー・J・サター、ユキコ・サター著
2010年初版
本を身近におこう、本棚をリビングに、という文言は保護者は至るところで目にします。
これは、“ユダヤ人の教育と日本で言われているもの”に影響を受けたものではないかと個人的に思います。
ユダヤ人は著名な方が多いですよね。
ちなみに先日の『ユダヤ式学習法』によると2008年までのノーベル賞全受賞者789人のうち、23%である178人がユダヤ人だそうです。
(日本人は15人)
帯にあるこちらが要点です、ありがたい。
つねづね本の広告は1番美味しいところを出し惜しみしたら買う可能性のあった人も買えなくなると思うので、好感が持てます。
下記が目次からの抜粋です。
- 本をあげよう!本でいっぱいの本棚を見せよう!
- 子供を観察しよう!
- 見せる、体験させる、感動させる!
- 子供をのびのび、優秀に育てる三つの言葉「どう思う?」「よく思い付いたね!」「いっしょに答えを探そう」
- 言葉と態度で「信じてるよ」を示そう!
- 「あなたがボス」であることを忘れずに!
- 時期が来たら、親離れさせよう!
我が子に与える最高の教育とは?…と手当たり次第に読んでいた感じですね。
でも面白い本なので、ピンと来た方はぜひ。
最近は、その子に合う最高の教育というものがあったとして、それを施すには母である私の持っている能力も資源も何もかもが足りない、一人っ子であったとしてもとても不可能だと感じています。
子育て、難しい。
追記
ちなみに橘玲著『言ってはいけない』には同族婚と金融職に限定された生活によりアシュケナージ系ユダヤ人のみ高い知能を持つようになった、とありました。