オーロラから音が⁈ アンデルセンの雪の女王の巻
オーロラからどうやら音が出るらしいという話でござる。
下は青空文庫の『雪の女王 七つのお話でできているおとぎ物語』ハンス・クリスティアン・アンデルセン著 楠山正雄訳の引用でござる。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000019/files/42387_20568.html
とたんに、となかいはかけだしました。木の根、岩かどをとびこえ、大きな森をつきぬけて、沼地や草原もかまわず、いっしょうけんめい、まっしぐらにはしっていきました。おおかみがほえ、わたりがらすがこえをたてました。ひゅッ、ひゅッ、空で、なにか音がしました。それはまるで花火があがったように。
「あれがわたしのなつかしい北極オーロラ光です。」と、となかいがいいました。「ごらんなさい。なんてよく、かがやいているでしょう。」
それからとなかいは、ひるも夜も、前よりももっとはやくはしって行きました。
雪の女王の城へゲルダがトナカイに乗って向かう所でござるが、オーロラから音がしてるでござろう?
ホンマかいな?とググったら音がするという話は無くもない。
ライネ氏の研究チームによると、この逆転層によってできた暖かい上層がフタのような役割を果たし、負電荷を帯びた大気を下の層に閉じ込める。そこへ磁気嵐がやってくると、このフタが壊れて放電が起こり、奇妙な音を立てるという。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/062900240/?ST=m_news
何となくロマン感じるでござる。