積読が山脈でござる🍀

拙者、四児母オタク主婦。積読本記録と妄想感想文でござる。育児や教育の本が多いです。

積読本

『ペストの記憶』&『ペスト』比較。ダニエル・デフォー著

せっかく両方購入したので比較してみようと思います。 『ペストの記憶』武田将明訳 『ペスト』平井正穂訳 どちらもダニエル・デフォー『A journal of the plague year』(1722)の完訳です。 【『ペストの記憶』&『ペスト』比較】 〈新旧〉 〈値段〉 〈装丁…

5分で『スマホを捨てたい子どもたち 野生に学ぶ「未知の時代」の生き方』山極寿一著(2020年初版)‥‥は語れなかった。

拙者スマホ大好きでござる心の潤いを捨てたくないでござる!(´;Д;`) スマホでの人間関係に疲れた子供達を慰めるお話かと思ったのですが、 スマホ、特にSNSが連綿と続く人類種の性質に合わない、という内容で、読後ションボリ。 しかしひと晩考えてみて、実…

『日本の英語教育』山田雄一郎著(2005年初版)

「平易な会話」の重視や小学校への英語導入といった施策は、現実的な展望に基づいた「政策」の名に値するものなのだろうか。明治以来の日本人の英語・言語観に照らして、英語教育の根幹を問い直す。 目次 前書き 序章 転換期を迎えた英語教育 第1章 英語時代…

『小学校英語のジレンマ』寺沢拓敬著(2020年初版)

複雑な問題をはらんでいる小学校英語をめぐる今後の選択肢 専科教員(英語が専門)が教える 学級担任が教える 必修をやめる 全廃 全廃?!?! 小学校英語を無くす?! とても気になって購入。 2020年4月から小学校で教科としての英語が始まる。 「日本人の…

『スマホを捨てたい子どもたち 野生に学ぶ「未知の時代」の生き方』山極寿一著(2020年初版)

そして、現代人の脳の大きさに見合った集団の人数を示す、この「150」と言う数字は、実に面白い数字であることがわかりました。文化人類学者の間で「マジックナンバー」と言われているのはそのためです。 目次 第1章 スマホだけでつながると言う不安 ゴリラ…

『池上彰の「日本の教育」がよくわかる本』池上彰著(2014年初版)

「教育は国家百年の大計」とも言われます。 目次 序章 「日本の教育」について誤解していませんか? 第1章 学校では教えてくれない「教育の戦後史」① 文部省VS日教組 第2章 学校では教えてくれない「教育の戦後史」② ゆとり教育VS詰め込み教育 第3章 教科書 …

『はじめての中学受験 これだけは知っておきたい12の常識』宮本毅著(2010年初版)

おはようございます。 今日はこちらの本のご紹介です。 放っておいたら、子どもは勉強しないかもしれない。それならそれで、しかたありません。そういう子どもは、まだ時期ではなかったということです。いつか自分から「学びたい」という意欲がわくまで待ち…

『中学受験は算数で決まる!』西村則康著(2016年初版)

大まかに言うと、国語、社会、理科は平均点あたりに固まり、算数は平均点のずっと上とずっと下に2つの集団ができていることが多いのです。 中学受験での、算数の成績の上げ方が紹介されています。 算数の成績がぐんとアップする塾の使い方、算数を得点源にで…

『中学受験は親が9割』西村則康著(2014年初版)

西村則康著『中学受験は親が9割』親世代とは違う旬の中学受験事情、塾の上手な使い方、中学受験に対する心構え、家庭教師の使い方、親が身に付けるべき習慣、合格スケジュールの立て方が書かれています。

『思考の整理学』と“本当の教育”

外山先生の訃報。NHKニュースTwitterより まずは、外山滋比古先生の御冥福を心よりお祈り申し上げます。 『思考の整理学』 先日、子供の国語問題集に『思考の整理学』と『ことわざの論理』が出題されました。 その文章の何かが印象的で、その日、平積みにな…

「夏うた」で万葉集。春過ぎて夏来たるらし

今週のお題というものを先日始めて知ったはてなブログ初心者です。 いいシステムですね。 今週は「夏うた」についてだそうです。 100刷超えの岩波新書のスーパーベストセラー『万葉秀歌』(斎藤又吉著)を先日買った事ですし、思いつくまま何か書いてみよう…

主人公は竹取の翁?『竹取物語』に思うこと。

子供の小さな洗濯物をたたんでいて降って湧いた妄想は、日本最古の物語『竹取物語』の不詳の作者は子供が巣立った親なのでは?というものでした。 この古典文学は、諸説あれど、正確な作者がわかっていません。 成長が早い竹の中から産まれる、なよ竹のかぐ…

植物なければ虫もない『ファーブル先生の昆虫教室』

‪ 先日3年ぶりくらいに家の周りの掃除をしました。 コンクリートの上に降り積もった落ち葉は、時を経て立派な腐葉土になっていました。 ですので、闇の眷属Gや、足がめちゃ多い例のあの虫と大バトルかと身構えて戦場に参りました(虫が苦手なのです…)。 し…

リバティプリントの魔力

あれは魔物です…美の魔物なのです… リバティプリントは、イギリスのリバティ社(1875年創業)がデザインする薄い綿の布です。 ただし、ただの布ではありません。 手芸好きを沼に引きずり込む、魅惑的な布なのです。 昨晩、壊れた小物の補修にリバティプリン…

岩波新書100刷本責めで脳内麻薬を出したい

タイトルがMっ気全開ですが余り間違ってはおりません。 M気味の私は先日、オフィスFTIヤマモト様と岩波新書様がTwitterでつぶやいておられた100刷以上重版されている岩波新書を見て悶えました。 ああ…時代に磨かれた珠玉の知性で愚かな私を踏みにじって… あ…

幼児〜小学校低学年の学習面の本

おはようございます。 「これでいいのか、本当に大丈夫か」 と育児・教育に迷走していたころに読んだ学習関係の書籍をご紹介致します。 今も五里霧中です。 全体的に少し古く、数年〜十数年前の本になります。 生活面はこちらです。 乳児から小学生の子供の…

『本の世界をめぐる冒険』ナカムラクニオ著 2020年初版

おはようございます。 最近『学びのきほん』というシリーズがNHK出版から刊行されています。 オシャレなデザインです。 気になって本屋さんでチラッチラッと見ていたのですが、このたび気になるテーマを見つけてウキウキと購入。 2冊買ったのですが2冊とも…

『「読む」って、どんなこと?』

おはようございます。 こちらは先日ツイッターで書いた本の感想の記録になります NHK出版 学びのきほん 高橋源一郎著 2020年初版 「読む」って、どんなこと?/高橋源一郎著良かった。 読むは社会や他者について知ることなのかなと思った。 鶴見俊輔さんの晩…

『モモ』とヘーゲル。分断を繋ぎ高みへ導く絆。

おはようございます。 本日は諸賢の皆様と喜びを共有したく。 100分de名著100シリーズ目おめでとうございます! 本の読めない本好きの味方100分de名著が、100シリーズ目でモモ(百)を取り上げる。 トリプルdeハンドレッド! 前回テーマのカント著『純粋理性…

乳児から小学生の子供の生活についての育児本

おはようございます。 乳児期から小学生頃までの生活面について書かれた育児本をご紹介しようと思います。 全体的に少し前に読んだ本です。 『子育てハッピーアドバイス』 『忙しいパパの為の子育てハッピーアドバイス』 『成功する子は食べ物が9割』 『ア…

『モモ ミヒャエル・エンデ 100分de名著 「豊かな」時間とはなにか?』

NHKテキスト 河合俊雄著 2020年出版 8月の100分de名著のテーマはミヒャエル・エンデの『モモ』です。 先々月の『純粋理性批判』先月の『共同幻想論』はまったく追いつきませんでしたが、今月こそはとテーマの本とテキスト読破がんばりました。 面白かったポ…

『世界に1つだけの子育ての教科書 子育ての失敗を100%取り戻す方法』

『世界に1つだけの子育ての教科書 子育ての失敗を100%取り戻す方法』 岡田健次著 2014年初版 基本的に『やりたければどうぞマインド』で接するということです 子育ての失敗とは?しかも100%とりもどす? タイトルが大げさな気がして少し気になりましたが、…

『わが子の学力がグングン伸びる ユダヤ式学習法』

『わが子の学力がグングン伸びる ユダヤ式学習法』 坂本七郎著 2009年初版 親子で1日20分、週3日でOK! 「日本の子どもたちの学力を“家庭学習”から変えていく‼︎」 積読メモです…涙 教育という分野にかーちゃんという立場でしばらくおりますが、重要な分野で…

センス・オブ・ワンダー

『センス・オブ・ワンダー』 レイチェル・カーソン著 上遠恵子訳 わたしは、子どもにとっても、どのようにして子どもを教育すべきか頭をなやませている親にとっても、「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではないと固く信じています。 美しい詩のよう…

子どもを賢く育てる暮らし方

『子どもを賢く育てる暮らし方』 隂山英夫著 筆者は百マス計算や漢字先取り練習などの反復練習を重視したメソッドで子供の成績アップに成功、2020年現在立命館小学校副校長を勤めておられます。 生活習慣や間取りなど子供の成績が伸ばせる暮らし方が書かれて…

小学校新学習指導要領ポイント総整理

まずは学習指導要領を理解すべきかと購入。 新旧分かりやすく比較してくれています。 学習指導要領の本では分かりやすい方だと思います。 追記 新旧の比較はこのような感じです。

ママ、ひとりでするのを手伝ってね!

『マンガ モンテッソーリの幼児教育 ママ、ひとりでするのを手伝ってね!』 原作 相良敦子 マンガ あべようこ 目次 マンガでとてもわかりやすい。 (原作の方は挫折…) モンテッソーリ教育入門として良い本。